割烹着の作り方(ジグザグミシンなしでもOK!)
長袖の季節に大活躍する割烹着の作り方を紹介します。


身頃を1枚仕立てにしているので、脇を縫う手間がない分、ちょっとだけ楽です。
ロックミシン・ジグザグミシンがなくても大丈夫です。
お年寄りのイメージが強い割烹着ですが、
袖口まですっぽり覆ってくれるので水仕事がしやすいんです。
実はエプロンより便利(?)。
お年寄りといえば、割烹着の小さめのサイズってなかなか売ってないっておばあちゃんが言ってました。
なるほど、たしかにあっても子どもの給食用の割烹着ばかりですね。
おばあちゃんに給食当番させるのは、ちょっとね。
とういことなので、もうすぐ敬老の日だし、小柄なおばあちゃんサイズも紹介します。
<サイズ>
出来上がりサイズ:丈81cm、身幅52cm(小さいサイズ= 丈70cm、身幅46cm)
<材料>
生地:有効幅110cm 1.7m (小さいサイズ=1.5m)
ゴム:平ゴム(幅8mm~10mm)15cm×2本
ボタン:直径1.8mm 1個
<裁断>

<作り方>
ロックミシン(ジグザグミシン)の場合
肩、袖下、袖付けのぬいしろは1cmでロックミシンで端の処理をします。
ぬいしろは肩と袖は後側、袖付けは見頃側に倒しておきます。
ロックミシンなしの場合
肩、袖下、袖付けは折り伏せ縫いをします。
肩、袖下は後側、袖付けは見頃側にステッチが入ります。
① 紐(ひも)を作る
首紐(左側:ボタン台)
中表でステッチ
表に返して端ミシン
首ループ(右側:ボタンループ)
1㎝の四つ折り


腰紐
中表で片端に斜めにステッチ
表に返して端ミシン
厚手の生地の場合1枚仕立てにする。
縁を5ミリの三つ折りにしてステッチ。
薄くて幅広の方が結びやすいです。
②ポケットを作り身ごろに縫い付ける
ポケット口を1㎝の三つ折りでステッチ。
ぬいしろは5ミリの三つ折りでアイロンをかけておく。

端から2~3mmで身頃に縫いつける。
ポケット口は三角ステッチまたは何度か返し縫いをする。
③ 後身頃に①の腰紐をはさみながら、三つ折りで始末する
1.5㎝の三つ折りにする。首から34㎝のところに腰紐をはさんで縫う。
腰紐を折り返して身頃に縫い付ける。

④ 身頃と、見返しの肩をそれぞれ縫い合わせておく
ロックミシン(ジグザグミシン)の場合
身頃はぬいしろ1センチで端を始末して、ぬいしろを後身頃側に倒しておく
見返しはぬいしろ1センチでステッチ。ぬいしろを割っておく
ロックミシンなしの場合
中表に合わせて6ミリずらし(前身頃を長く)、ぬいしろ1.5センチでステッチし、折り伏せ縫い。


表から見ると後見頃にステッチが入る
⑤ 身頃と見返しを縫い合わせる
身頃の裏に見返しの裏を重ねる

カーブに切り込みを入れ、
ぬいしろ1cm折り返してアイロンをかけておく

身頃を表に返し、左側に首ひも、右側に首ループをはさんで表からステッチをかける

⑥ 袖下を縫う
肩と同様
ロックミシンの場合
1cmのぬいしろで端を始末して後側に倒しておく
ロックミシンなしの場合
中表に合わせて6ミリずらし(前側を長く)、ぬいしろ1.5センチでステッチし、折り伏せ縫い。

表から見ると後ろ側にステッチが入る
袖口は1.5cmの三つ折りでゴム通し口を残して縫う
⑦ 袖を身頃につける
肩と同様
ロックミシンの場合
1cmのぬいしろで端を始末して身頃頃側に倒しておく
ロックミシンなしの場合
中表に合わせて6ミリずらし(袖を長く)、ぬいしろ1.5センチでステッチし、折り伏せ縫い。

表から見ると身頃側にステッチが入る。
⑧ 裾は三つ折りで始末する

⑨ 袖口にゴムを通す


⑩ ボタンを付ける

完成!











































































































































































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