文化・芸術

2024年8月31日 (土)

上野の東京国立博物館で開催中「神護寺展」

神護寺展」行ってきました。

神護寺は京都の北側、高雄にあります。
私的には京都駅から電車でもバスでも1時間以上かかるので、なかなか行く機会が少ないお寺でした。
それが東京で観られるということで行ってきました。

 

上野駅から徒歩10分とホームページに書いてありますが、
大人の足ならJRの公園口からは、10分かからず歩けます。

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改札を出ると右手にロータリー、左手に文化会館が見えます。
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野口英世博士の像
野口博士の像の前を通る道が木陰なので夏はありがたい。
今年から千円札の顔が野口英世博士から北里柴三郎博士に代わりましたね。
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東京国立博物館

いくつか建物があり、
それぞれで展覧会をやっています。
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「神護寺展」は奥の平成館
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神護寺の外に出るのが初めての国宝「薬師如来立像」や、
4メートル四方の大きさ国宝「両界曼荼羅」など、みどころいっぱいです。

後期公開の赤釈迦と呼ばれる、「釈迦如来像」が見たくて、後期になるの待ってました。
ちなみに前期公開の「伝源頼朝像」は切手にもなっている有名な肖像画です。

二天王立像(にてんのうりゅうぞう)
神護寺展の中で撮影可なのはここだけです。
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邪鬼
邪鬼とは悪さを働いた鬼のことです。
こんな風に踏みつけられた姿で表されることが多いです。
表情豊かで、ついつい注目してしまいます。
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概要
創建1200年記念 特別展「神護寺―空海と真言密教のはじまり
東京国立博物館 平成館 特別展示室
2024年7月17日(水)~2024年9月8日(日)

 


 

特別展のチケットがあれば常設展が観られるので時間があるなら見なきゃ損。
常設とはいえ、入れ替わるので、見たいものを見逃さないように要チェック。

今回は法隆寺宝物館を観に行きました。
ちょっとわかりにくい場所にあるせいか、人が少なく、静かに見ることができます。

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重要文化財の金銅仏がいっぱい展示されていました。 

 


 

TOHAKU茶館
庭園にある応挙館が期間限定で茶館になってます。

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円山応挙の襖絵を見ながらお茶ができます。
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かき氷いただきました。
Instagramで見たらレモンのってたけど。。。
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土偶の形の和三盆
Instagramをフォローするといただけます。
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日本のお宝がたくさん収蔵されている博物館。
今回はひとりで行ってきましたが、
実は子どもも楽しめそうな展示やキッズデーもありますよ。

 

2024年6月13日 (木)

「三島喜美代」展

現代美術家である三島喜美代さんの70年にわたる創作の軌跡をたどる展覧会「三島喜美代―未来への記憶」が開催中です。
初期の油彩画から、「割れる印刷物」のオブジェ、環境に配慮した素材による近年の作品まで約90点が展示されています。
大注目は、大規模作品『20世紀の記憶』。展示されている様は圧巻です。

三島さんは1932年生まれですから今年で御年92歳ですが、近年芸術賞の受賞や展覧会などであらためて注目されています。

 

西武池袋線中村橋駅から徒歩3分
かわいい公園の一角に練馬区美術館があります。
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三島さんの作品を写真で見ることはあったのですが、実物を見るのは初めてです。
多くの作品が陶で作られています。
写真で見る限り、缶は缶、紙は紙にしか見えず、陶?どういうこと?と思っていました。
いつか実物で確認してみたいという願いがやっとかないました。
確かによ~~く見ると、土のザラっとした感じが見て取れます。

これも「陶」で出来ています。
って言われても、写真じゃ伝わらないかな?
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初期の作品
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『20世紀の記憶』
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『空き缶』
こちらの作品は実際に触ることができます。
缶のつもりで持ち上げるとずっしり重くて、陶でできていることを実感できる作品です。
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三島喜美代―未来への記憶
会場:練馬区立美術館
会期:2024年5月19日(日)~7月7日(日)
アクセス:西武池袋線中村橋駅から徒歩3分
観覧料:一般1,000円
詳しくはこちら → 練馬区立美術館

人混み苦手なアート好きな方におすすめの美術館です

2024年5月16日 (木)

お寺でアート『儀式、ズニカ 袴田京太朗』

照恩寺さんでは「アートプロジェクト/ART PROJECT」を2018年から開催しており、今回が49回目です。

袴田京太朗さんは、武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒業で武蔵野美術大学の教授をされている方です。
カラフルなアクリル板を幾層にも重ねた彫刻作品が有名です。

 

照恩寺さんの入口
植物がお手入れされていてとても素敵です。
一見、カフェでもやっていそうですよね。
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お寺に勝手に入っていいの?と思われがちですが、ギャラリーと同じです。
どんどん入っちゃって大丈夫です。
住職さんもとても優しい方なので怖がる必要はありません。

アートと一体化した本堂です。
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アクリルを重ねた作品
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私の一押し作品
下半身だけで天井に届いてしまう大型作品です。
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本当は下半身の上には上半身が乗っている、ひとつの作品なのだそうです。
こんな風に展示されるのもお寺ならでは。なかなか面白いです。

ポストカードです
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次回以降のスケジュールも決まっているようです。
機会があればぜひ行ってみてください。

 

『儀式、ズニカ 袴田京太朗』
期 日:2024年5月10日(金)~6月29日(土)
会 場:照恩寺(東京都小平市美園町3-23-20)
入場料:無料
備 考:駐車スペース5台まで
詳細はこちら→てらすブログ

 

2024年3月27日 (水)

中尊寺 金色堂 展

上野の東京国立博物館で開催中の
中尊寺 金色堂 展に行ってきました
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なんと建立900年だそうです
国宝の仏像が11体もそろっていました

8Kの映像も見ごたえあります
行くより近い

模型だけ写真に撮れます
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中まで作ってある
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横から見ると構造がわかりますね
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建立900年 特別展「中尊寺金色堂」
会期=1月23日(火)~4月14日(日)
会場=東京国立博物館
料金=一般 1,600円

2024年1月 7日 (日)

「SOZAI-礎財-」展

「SOZAI-礎財-」という展覧会に行ってきました。

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これ、イタリアから来たそうです。何だと思いますか?
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実は、フェラーリの塗装の際に出た廃材だそうです。
言われてみれば確かにフェラーリのロッソ!!

 

キラキラの作品。
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一つ一つには別々の素材が入ってます。
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影絵のようなこちら。
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裏から見るとこんな感じ。
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野菜や果物の切れ端もアート!
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適当に並べられていそうな ↑ これが、

壁に映すと何だかきれい!
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私も「ご自由に」というコーナーで作ってみました。
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色々な素材がアートになる!
今まで廃材と思って見ていたものが宝の山に見えてきます。
アートの無限の広がりを感じさせてくれる展覧会でした。

 

日程:2024年01月06日 (土) ~2024年01月08日 (月・祝)
会場(池袋):東京芸術劇場 ギャラリー2
チケット料金:無料

2023年12月21日 (木)

「鹿児島睦 まいにち」展

立川のPLAY! MUSEUMで、「鹿児島睦 まいにち」展を観てきました。


「鹿児島(かごしま) 睦(まこと)」さんという陶芸家さんの展覧会です。
といっても、陶芸だけではなく、テキスタイル、版画などとても多彩です。
今回の展示は、動物や植物をモチーフにした器だけでも約200点あるそうです。

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文章と一緒に飾られたお皿。

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空間もとても素敵です。

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テキスタイルもあります。

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「美濃和紙のくまランプ 〜おやすみくまちゃん〜」

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PLAY! MUSEUMは、立川駅北口のGREEN SPRINGSという新しく開発された区画にあります。
2020年にオープンしたそうです。

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おいしそうなレストランやカフェも同じ区画にあります。
子供のための屋内広場PLAY! PARKではワークショップもやっているそうですよ。
IKEAのお隣なので、お買い物ついでに行ってみても良いかもしれません。

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2023年7月 7日 (金)

特別展「古代メキシコ -マヤ、アステカ、テオティワカン」に行ってきました

トーハク で開催中の「古代メキシコ」展に行ってきました。


一部を除いて、撮影可の大盤振る舞いです。


「鷲の戦士像」
英雄的な死を遂げ鳥に変身した戦士の魂を表しているそうです。
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「死のディスク石像」
地平線に沈んだ太陽を表すと考えられているそうです。
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「シパクトリ神の頭飾り石像」
羽毛の蛇ピラミッドのモニュメント。王権の象徴です。
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「赤の女王」
発見された時にまっ赤な鉱物に覆われていたことから赤の女王と呼ばれています。
マヤ文明最盛期のお妃さまだとされています。
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「チャクモール像」
チャクモールは死んだ戦士を象徴し、神に生贄などの供物を運ぶ存在と考えられていてます。
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特別展「古代メキシコ -マヤ、アステカ、テオティワカン」
会期/6月16日(金)~9月3日(日)
会場/東京国立博物館 平成館(上野公園)
観覧料金/一般 2,200円
公式HP/https://mexico2023.exhibit.jp/

 

2023年4月19日 (水)

東福寺展に行ってきました

東京国立博物館で開催中の 特別展「東福寺」に行ってきました。

東福寺は京都を代表する禅寺のひとつです。
奈良の東大寺と興福寺のように大きな寺院の創建を願って両方のお寺から一文字ずつとって東福寺としたそうです。
鎌倉時代に円爾(えんに)によって開山されました。

チラシに使われているのは五百羅漢です。

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絵仏師 明兆(みんちょう)による記念碑的大作「五百羅漢(ごひゃくらかん)」全幅を修理後初公開だそうです。
五百羅漢コーナーは、色彩がカラフルで、
羅漢さんたちの生活がうかがえるような絵がたくさん展示されています。
漫画の解説もあって面白いです。

 

紅葉の名所としても知られる東福寺。
会場に通天橋が再現されています。

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実物大グラフィックのコーナーは撮影可能です。

 旧本殿の化仏
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 仏手
 2メートル以上ある?とにかく大きいです。
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 花弁
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 涅槃像
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重要文化財に指定されているものもいっぱいあります。
見ごたえたっぷり。

 

展覧会名:特別展「東福寺」
会期:2023年3月7日(火)~5月7日(日)
会場:東京国立博物館 平成館【上野公園】

 

 

2022年10月 9日 (日)

舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』

舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』を観てきました

7月から始まった東京公演です。
先行予約にハズレ、5月にやっと取れたチケットはなんと10月分でした~。

赤坂駅の改札を出るとすぐにハリーポッターの世界が始まります。

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そして赤坂サカスもハリーポッターの世界に!
マホウドコロに9と3/4番線のカートが!

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20221008_12劇場の入り口です。


20221008_10劇場内には各寮の旗が。

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ストーリーは、
ハリーたちが魔法界を救ってから19年後。
父親となったハリーと息子アルバスがメインのお話です。(ネタばれになるので詳しくは書きません)

ハリーポッターファンには大興奮の舞台なのはもちろん、よく知らないという方でも、楽しめる仕掛けが随所にあります。

 

当日の出演者のキャストボードはどこ?
と思ったら、なんと本棚にお名前がありました。

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この日は石丸幹二さんがハリーポッター役でした。
Wキャストの向井理さんバージョンも観てみたいですね。

開演当初はハリーポッター役の藤原竜也さんがテレビに出演して宣伝されていましたが、残念ながらすでに千秋楽を迎えてしまいました。

 

グッズを買うなら、
グッズは劇場内にもありますが、
劇場に隣接する赤坂サカスにある
ハリー・ポッター マホウドコロ」(要予約)
にいっぱい売っています。
Harry Potter cafeのテイクアウトコーナー(要整理券)でも別のグッズが購入できます。
近所のタリーズコーヒーでもタンブラーやエコバッグが購入できます。

20221008_05マホウドコロ

20221008_07Harry Potter cafeのテイクアウトコーナー

お食事は、
Harry Potter cafe」で
お食事ができると更に気分もUPするのでしょうが、予約が取りづらいです。
立食で軽く済ませるなら劇場内にカフェがあります。舞台にちなんだドリンクもあります。ロビーなら飲食持ち込みOKです。

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場所:赤坂アクトシアター
料金:C席7,000円~S席15,000円、SS席17,000円、9と4分の3番線シート20,000円
上演時間:3時間40分(含休憩)

2022年8月 6日 (土)

「フィン・ユールとデンマークの椅子」展

北欧を代表する家具デザイナーフィン・ユールの展覧会に行ってきました。
彼のデザインする椅子は、「彫刻のような椅子」とも評されています。

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実際に椅子に座れるコーナーもあります。

 

フィン・ユールとデンマークの椅子
【会期】2022年7月23日(土)~10月9日(日)
【会場】東京都美術館



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