転んだ子供に「痛くない!大丈夫!」はNG?!
本日開催されたカウンセリングセミナーに参加しました。
【タイトル】メンタルヘルスセミナー ~子供たちに寄り添う子育て・心理学からのヒント~
【日程】9月22日(水)10時00分~12時00分
【主催】東京青山セラピールーム SUN‘S ROOM
子育て中のママに悩みはつきもの。
「もぉ~!」、「はぁ~」なんていうママの感情も
ちょっとしたヒントで「なるほど」って変化できるかもしれません。
_ 痛くない!大丈夫!はNG?!
子供が転んで痛そうにしているとき、つい言ってしまいがちな言葉
「痛くない、痛くない!大丈夫!」
「泣かなかったのね~。偉かったね!」
実はこの言葉簡単に使ってはいけなかったのです。
不快な感情を制御してコントロールする回路の発達を妨げているかもしれません。
「痛かったね。いっぱい泣いたね。」
と不快な感情を受け止めてもらう経験が大切なのです。
_ 言えばわかるはNG?!
小学生ぐらいになってくると言葉も達者になってきます。理屈っぽいことも言うようになり、親もこのぐらいは言えば理解できるだろうという想定で叱ったりしてしまいます。
でも実は、言葉ほどには脳は発達していないということがわかっています。
言ってもわからないのは成長過程では当たり前のことなのです。
_ 自分は何タイプのお母さん?
交流分析で自分がどんなお母さんか知ることも大切です。
「子どもが悪口をいわれたと泣きながら帰ってきた」
①「泣くんじゃないの!言い返してきなさい!いいわね?!」
②「まあ、可哀そうに。悲しかったでしょう。」
③「誰に言われたの?具体的にどういうことを言われたのか教えて?」
④「お母さんがやっつけてあげるわ!」
⑤「何か悪口を言われるようなことをしたんじゃないのかしら・・私のせい?」
交流分析とは、1950年中頃にアメリカの精神科医エリックバーンが提唱した、人間の思考、感情、行動パターンに関する理論体系であり、それに基づいて行われる心理療法です。
誰しも心の中は5つの部分に分かれており、それぞれの部分の働き方によって、認知や感情、行動が決定すると考えます。
子供がもっと小さいときに知りたかったという声が聞こえてきそうですが、
25歳ぐらいまで脳は発達するそうですよ。
まだ遅くない!
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