雅楽の楽器 「笙」
皆さま明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
お正月っぽく雅楽で使われる楽器、「笙(しょう)」と「竽(う)」 をご紹介します。
笙(しょう)は、約3000年前、中国・アジア各地で演奏されていました。
5~7世紀頃に仏教と共に雅楽の楽器として日本に伝わりました。
それ以来、日本の宮廷音楽として伝承されてきました。
笙の形を翼を立てて休んでいる鳳凰に見立てられ、鳳笙(ほうしょう)とも呼ばれます。
主旋律を奏でるというより、5つ6つの音を同時に出す倍音(ばいおん)を奏でることを得意としています。
雅楽では篳篥(ひちりき)が主旋律楽器として用いられます。
竹管の指穴を押さえ、吹穴から息を吸ったり吐いたりして、竹管の下部に付けられた金属製のリードを振動させて音を出します。
笙は吸っても吐いても音が出るので、音の切れ目なく演奏ができます。
呼気によって内部に湿気が溜まらないようにコンロで温めながら演奏します。
こちらは竿(う)という楽器です。
笙より1オクターブ低い音域が鳴ります。
平安時代には、すでにすたれ、千年以上途絶えていましだが、正倉院楽器復元により、現代に蘇ったそうです。
大きい(笙の2倍くらいの長さがあります)けど、音量が小さいので、使われなくなったのではというお話でした。
これが楽譜です。漢字でかかれています。
笙(しょう)演奏者の田島さんです。
田島和枝さんプロフィール/
八ヶ岳高原音楽祭・タングルウッド音楽祭・ウィーン現代音楽祭・薬師寺観月祭 などに参加
CDでは坂本龍一、ディープフォレスト、岡野玲子「陰陽師」などにも参加
素晴らしい日本の文化が絶えることなく引き継がれていくことを願っています。![]()
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