紫陽花
うっとしい梅雨の季節ですが季節の花を観賞して心和ませるのも良いかも。
雨が似合う花と言えば、紫陽花ですね。
というわけで、今回は紫陽花についてです。
アジサイの語源は諸説あるようですが、もっとも有力とされているのは、「藍色が集まったもの」を意味する「あづさい(集真藍)」がなまったものとされています。
漢字の「紫陽花」は、もともとライラックに付けた名を平安時代の学者が誤ってこの漢字をあてたものが広まったといわれています。
原種は日本に自生するガクアジサイ。
花びらに見えるものは萼(がく)が大きく発達した装飾花です。(ここでは花とさせてください)
ガクアジサイは装飾花が花序(かじょ)の周辺部を縁取るように並び、「額咲き」と呼ばれます。
ガクアジサイから変化し、花序が球形ですべて装飾花となったアジサイは「手まり咲き」と呼ばれます。
アジサイは装飾花により大きくガクアジサイとホンアジサイに分類されます。
ガクアジサイ
ホンアジサイ
多くの品種が作り出されており、ヨーロッパで品種改良されたものはセイヨウアジサイと呼ばれています。
セイヨウアジサイ
ここからはアジサイの種類をいくつかご紹介します。
アナベル Annabelle
真っ白になる花が特徴です。
ウズアジサイ 渦紫陽花
花が内側にまるまって渦を巻くように見えます。
ヤエカシワバアジサイ 八重柏葉紫陽花
葉の形が柏に似ていることが名前の由来。花はピラミッド型で白い花を付けます。
シロバナガクアジサイ 白花額紫陽花
ベニガクアジサイ 紅額紫陽花
白から紅色に変わる花が特徴です。
城ケ崎
古くから伊豆地方に自生していた野生種だそうです。
スミダノハナビ 隅田の花火
星形の花が八重になっており、花火のように花が飛び出すような形をしています。
アジサイは世界中で人気が高く、園芸品種は各国で改良が進み、3000種以上あるそうです。(びっくり!)
最近では冬に咲くアジサイもあるそうです。
でもやっぱり、紫陽花は雨の季節に愛でたいなぁ。。。
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